競輪場のバンクにはカントというコーナーで減速しないための傾斜があります。

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バンクには傾斜がついている

競輪場のバンクはすり鉢状になっており、中心に向かって傾斜があります。
これはコーナーで減速しなくても曲がれるように傾斜を付けたのが始まりです。
平坦な地面を猛スピードで曲がるのは、想像しただけでも転倒してしまうでしょう。

 

この傾斜は競輪用語で「カント」と呼ばれており、平均すると約30度ぐらいです。
つまり競輪選手は30度も傾いているバンクを全力疾走していることになります。そして、バンクの傾斜は会場によって異なるため、レース展開の予測に大きな影響を与えるでしょう。
ここではバンクの傾斜について詳しく見て行きたいと思います。

 

バンクの傾斜について

冒頭でも触れたように、バンクはすり鉢状になっています。
コーナーで減速しないための対策なのと、遠心力で落車してしまう事故を防ぐ意味があります。猛スピードでコーナーを曲がると遠心力で外側に引っ張られてしまい非常に危険です。
それを防ぐために傾斜が重要となっています。

 

それからもう1つ覚えておきたいのが、直線部分にも僅かな傾斜が掛かっていることです。
競輪場によって異なりますが、大体2~4度の傾斜が付いていると見て良いでしょう。
そして最も傾斜が強いコーナー部分ですが、ここは約30度の傾斜があります。

 

傾斜が強いバンクで知られるのは36度の前橋で、それに続くのは小田原の35度でしょう。
逆に高知にある競輪場では傾斜が24度とかなり緩くなっています。
同じ選手であっても、これだけ傾斜の差があると走りに変化が出て来るのは当然です。
それを読み解くのがレースで賭けをする利用者となるのです。

 

レース展開への影響

傾斜がどうレースに影響するのか?

傾斜の強弱によってレースはどのように変化するのでしょうか?

 

まず傾斜が強い場合ですが、これは捲りや差しなど追い込みタイプが有利になって行きます。そのため、傾斜が弱いと先行逃げ切りが有利になると考えて良いでしょう。

 

コーナーに入る時に傾斜が強いと上り坂になるので、スピードを維持するにはより力を込める必要があります。そして傾斜が強いコーナーから直線に出る際には、少ない力で加速出来るのです。以上の理由から、傾斜が強いバンクはレース終盤に力を蓄えている捲りや差しが有効になります。

 

333mバンクで先行逃げ切りが有利だと考えていても、傾斜が強ければ不利になるかもしれません。選手の情報、そして競輪場の距離や傾斜を考慮してレースを読み解くようにしてください。

 

ポイントはレースを走る競輪選手とバンクの相性です。
傾斜の情報は各競輪場で公開されているので、予測の参考にしてみると良いでしょう。
また、見なし直線距離の情報も公開されているので傾斜とあわせて展開を考えることができれば、レースの的中確率は大幅に上がるはずです。

 

見なし直線距離とは?